ぼっちり、ぼっちり

「ぼっちり」というのは、土佐弁で「ちょうど」「ぴったり」という意味です。自分にピッタリな表現を目指しています。自分にピッタリな物事を紹介できると嬉しいです。

普通って何だ?!

最近の若い人は、「普通にかっこいい」等と言いますね。

こういう言い方は、かなり普通に(一般的に)使われるようになってきました。

(もちろん私は言いませんが・・・。)

 

この場合、「普通に」という言葉は、「非常に」までは行かないけど、肯定的な意味で使われているようです。

何となく、この感覚は分かるような気がします。大げさに言っていると思われたくない、ウソっぽいと思われたくない、相手が恐縮するのも困る・・・・などという、色々な気持ちがあって、「普通にかっこいい」などというような表現が生まれているような気がします。

 

臨床心理士の方が、「普通」について考えた記事が面白かったです。

発達障害に限らず子育てで「普通」を目指すのは難しい【療育の現場から】」という記事です。

psychoblog.work

 

療育施設で未就学児の個別療育をしていたときに、何人もの保護者が、「普通」という言葉をよく使っていたそうです。その「普通」意味が、保護者によってかなり違っていて、「普通」の基準が人によってかなりあやふやだと、感じたそうです。

 

また、当たり前のように「普通」を求める社会のあり方に疑問も書かれていました。また、「普通」という言葉を枕詞のように使うときには、「これから過剰な要求をしますよ」という合図だという指摘もあって、なるほどと思わされました。

 

他にも、「「好き」の裏側にあるモノ思考 ストーカー・虐待・DV・セクハラなどから考える」「疲れない人間関係を築く「距離」の取り方【臨床心理士も実践中】」といった記事もあって、臨床心理士という心理学の専門家ならではの、ちょっと奥行きのある考察を読むことができます。

 

最近発見したおすすめのブログでした。