ドライブレコーダー映像を事故を予防に役立てられないか
最近、立て続けに自動車の事故によって歩行者が亡くなってしまう事故が続いているように思います。特に、幼児2人がなくなった事故は本当に悲しい気持ちになります。
事故を防止するには、様々な対策を重ねていって、全体としてリスクを減らしていくことが必要だと思います。
特に高齢者ドライバーの運転が大事故につながりがちということが注目されています。家族が運転について心配しても、なかなか運転をやめられないという事情があるようです。運転免許の返納制度もあるのですが、家族が説得しても受け入れられないという実情もあると聞きます。
長年、運転を続けていくと慣れが出てきて、危険につながるような運転が癖になってしまうこともあると思います。自動車教習所などで、運転講習を受け直したりすれば、癖を直すことにもつながるかもしれませんが、わざわざ時間と費用を掛けて講習を受けることは難しいと思います。
そこで、注目したのは、ドライブレコーダー映像の活用です。1時間程度の映像が保存されているので、その映像を元に、運転の危険度を診断するようなサービスはニーズがあるのではないでしょうか?
SDカードをドライブレコーダーから取り外して送付すると、運転の危険度をいくつかの項目でチェックしてくれ、診断結果が送られてくるのです。診断結果があれば、家族が運転をやめるように説得するときにも役立つと思います。個人的にも、自分の運転を診断してほしいと思う人もいると思います。
将来的には、自動的に毎回の運転の度にエンジンを切ったときに、今回の運転の危険度が表示されるというのもできると良いかもしれません。
私が知らないだけで、そういうサービスや機能はどこかで実現しているかもしれません。